Brain Sound Questは、米国トランパ社の脳波誘導に関するライセンスを得て作成した特殊サウンドCDです。
従来、脳波をアルファ波やシータ波にするというヘミシンクなどのCDはバイノーラル・ビートという方法を採っていました。
これに対して、Brain Sound Quest はバイノーラル・ビートを含めた最新の7つの手法を組み合わせて作成されています。そのため、あなたを理想の脳波に誘導するのに、従来CDの7倍以上の効果があります。
しかも、わずらわしいヘッドホンも不要で、MP3などに圧縮しても効果が落ちません!!現在はサンプル版として提供させて頂いております。(CDR版・画像は含まれておりません)
Brain Sound Questを聞くと6分後には左の測定データのように狙った周波数(実験例では10Hzのアルファ波)の脳波が活性化します。提供:米国トランパ社
右のグラフは、被験者10人に対して、Brain Sound Quest で使われている7つの手法を単独で使用した場合、どの程度10Hzのアルファ波が増えるかという実験結果をまとめたグラフです。
7つの手法のうち、ローパス・フィルター変調とピッチ変調の効果が高く、バイノーラル・ビートが最も低いという結果になっています。
初期状態では、3.2μV(マイクロボルト)程度ですので、増分でいいますとバイノーラル・ビートが0.5μV(マイクロボルト)に対してローパス・フィルター変調とピッチ変調は、3.5μV程度増加していますので、約7倍の脳波誘導効果があるといえます。
効果の高いこの2つのテクニックはステレオである必要はなくヘッドホンも要りません。 また、微妙な周波数の差を利用するものではないので、MP3やWMAなど圧縮された音でも効果は落ちません。
★バイノーラル・ビートの効果が小さいわけ★
脳波を誘導すると言っているCDはたいていバイノーラル・ビートという手法が使われています。
バイノーラル・ビートは、1973年にジェラルド・オスター博士によって発表されました。
バイノーラル・ビートは、左右の耳からそれぞれ違う周波数の音を聞かせると、その周波数の差が、頭のなかに「うなり音」となって聞こえますので、そのうなり音に脳波の周波数を同調させようというものです。
上の図では、左から440Hzの音を、右から434Hzの音を送ることによって、頭の中に6Hzの「うなり音」が生じます。そのうなり音を聞いているうちに、あなたの脳波も同じ6Hzアルファ波になるというものです。
ところが、頭の中で生じる「うなり音」は当然のことですが、3dbと非常に小さく(ひそひそ話の1/100の音量~オスター博士の論文より)、そのためになかなか同調効果も得にくいというわけです。